週に1回料理をすることになった経緯

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彼女のために週に1回料理をすることになった。

その理由は、つい先日のケンカにある。

正直、家事について自分はがんばっていると思っていた。

掃除・洗濯に関することはすべて行い、料理についても週に2回の宅食に加えて、1日は「作らなくても良い日」を設け、彼女が自分で考えて料理を作るのは週に4日だったからだ。

だからこそ、彼女の仕事が忙しくなり、作れない日が増えると不満に感じてしまい、ケンカになった。

「自分はどんなに忙しくても毎日の家事を休まずこなしているのに、サボってばかりで不公平だ」そんなことを言った気がする。

それに対して彼女は、「仕事が忙しくて最近作れない日が増えていたのは事実。遅い時間に帰ってきて、それから作るのでは待たせてしまうので、弁当などで済ませていた。今度からは気をつける」そう言った。

自分は、その言葉に納得した一方で、ひとつ疑問に思ったことがあった。

「もしかして、自分が料理をすれば良いのでは?」

正直、彼女の料理はおいしい。身内贔屓ではなく、第三者が食べてもおいしいと感じると思う。

そして、自分は料理が得意ではない。

平日の昼間(自分は在宅で仕事をしている)に、軽くフライパンを振ることはあっても、人に出すような料理を作る技量はない。

ただ、彼女が料理を作るのが難しい日があるのも事実で、自分が少しでも作ることができれば負担が減るのでは?

そう思ったので、彼女に提案してみた。

「自分が料理を作るのはどう?」

彼女は驚いていたが、「そうしてくれるなら嬉しい」と言った。

ただ、さすがにいきなり毎日作るのは難しいため(技量的にも時間的にも)、とりあえず週に1回作ることにしてみた。そうすることで、彼女も気兼ねなく残業ができるし、自分にとっても週に1度の気分転換になるかもしれない。

 

これが、彼女のために週に1回料理をすることになった経緯だ。